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2011年5月16日月曜日

珍しいZ400T LTD点火不良の修理

強力馬力単車屋 WIZARD-2


知り合いの業者からの紹介で入庫しました。珍しいZ400T LTDです。





左横開きのシート。リベット止めしたアルミ板の下にエアクリーナが入っています。


ダイナのセミトラに交換されていましたが、こちらのピックアップコイルが逝ってました。配線を加工して新品に交換。


しかし、調べているうちにヤマハかスズキ系のIGコイルも逝ってました。この辺の機種の部品は入手困難なので在庫のCB750K2(Kシリーズは全て同じ物)のIGコイルをステーを制作して取り付けて完了しました。
’80年代のヤマハ系、スズキ系のグレー色のIGコイルはコンパクトで良いのですが旧車には装着しない方が良いです。他の機種に新品で装着した時も1年しか持ちませんでしたから。



ゼファー1100 クラッチ板交換

強力馬力単車屋 WIZARD-2


ゼファー1100:クラッチ板の交換です。


バックトルクリミッター付きなのでマニュアルに従えばスプリングプレートの測定が必要となります。
その数値によって厚みの違う3種類のドリブンプレートの組み合わせで調整します。

ユーザーの予算の都合でドライブ側のプレートだけ交換しました。

最後の一枚だけ溝をずらします。

2011年5月6日金曜日

Z750FOUR D1 ヨシムラのピストンで860ccにしたエンジンをOHした時の画像2

シリンダーを軽くホーニングする。基本的にZ2もD1もエンジンは変わらないけれどD1のシリンダーはフィンが薄くなっています。

Z2用ヨシムラ860ccピストン(旧型)

ボルトを締め込むとガイドが斜めになるのでドライバーで固定して締めつけます。

何度やっても入らなかったシリンダー、スリーブをテーパー加工すると一度でピストンが入りました。

23年前のヨシムラ69φピストン。

燃焼室を簡単に磨きました。

ヨシムラのEXガスケットに合わせて出口だけ加工しました。

ここまでの準備が大変でした。

マイクロロンアセンブリで処理。

手持ちのヨシムラφ69用ヘッドガスケッット。

PMCのアイドラーを使用。先端に信越シリコーンの液体ガスケットを塗っておきました。

オイルラインの出口をR化してカムホルダーのボルト受け側にヘリサートを入れました。

発売前に注文していたヨシムラの軽量リテーナー&強化スプリング。 


ヨシムラ Z1/Z2 バルブリテーナー&コッター・バルブスプリングセット(丸溝)
62,843円(税2,993円)



ヨシムラST-1のハイカムのバルタイの調整中。イン側が2度進められなくてカムスプロケットの長穴加工をするハメになりました。 

長穴加工するついでにランダムに穴あけ加工しました。

リフターとシムの重量を計測中。




シム調整を合わせて合計6回脱着したカムシャフト。カムチェーンはヨシムラ。後はバルタイとれば終了です。